泣ける映画

【ネタバレなし】映画「チョコレートドーナツ」のあらすじ・感想・評判を紹介

【ネタバレなし】映画「チョコレートドーナツ」のあらすじ・感想・評判を紹介

 

 

アナタは映画が好きですか?

 

 

…いいですね!

 

 

では、『チョコレートドーナツ』を見たことがありますか?

 

 

むむむ…

 

 

見ているアナタは相当な映画好きですね…!

 

 

知る人ぞ知る映画ですが、面白くて見やすいので、どんな人でもおすすめできる映画です。

 

 

今回は、見ていないけど気になっている方向けに、『チョコレートドーナツ』のあらすじ、魅力を紹介します。

 

『チョコレートドーナツ』とはどんな映画?

 

『チョコレートドーナツ』は、2012年のアメリカのヒューマンドラマ映画。

 

 

監督はトラヴィス・ファイン、主演は、アラン・カミング、ギャレット・ディラハント

 

 

「1970年代のニューヨークでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話に着想を得て製作された作品です。

 

 

『チョコレートドーナツ』の登場人物

 

 

主な登場人物は、

 

  • ルディ・ドナテロ/アラン・カミング(ゲイのショーパブ歌手。ポールと共にマルコを養子に迎える)
  • ポール・フラガー/ギャレット・ディラハント(ゲイを隠している検察官。ルディとマルコと住むことに。)
  • マルコ・ディレオン/アイザック・レイヴァ(ダウン症の少年。母親が薬物所持で逮捕され、ルディ・ポールに引き取られる。)
  • ロニー・ワシントン/ドン・フランクリン(黒人の弁護士。マルコの親権裁判を担当。)
  • マリアンナ・ディレオン/ジェイミー・アン・オールマン(マルコの母親。薬物依存症。)

 

 

1970年代、まだ同性愛への偏見が強かった頃のアメリカでゲイとして生きるルディとポール。また、彼らが養子として迎えるダウン症の少年・マルコ

 

 

差別や偏見が色濃く残る時代で、マイノリティとして懸命に生きる彼らの姿が、愛おしくも心配に感じられるでしょう。

 

 

きっと彼らを好きになり、彼らの幸せを引き裂こうとする奴らを嫌いになるはずです。

 

『チョコレートドーナツ』のあらすじ

 

1979年のカリフォルニア。歌手を夢見ながら、ショーパブでパフォーマーとして日銭を稼ぎ暮らすルディは、客として訪れた検事局のポールと心を通わせ合い、交際を始める。

そんな折、ルディはアパートの隣の部屋に住むダウン症の少年マルコが、危険薬物を所持し逮捕された母親のために、施設へと隔離された事実を知る。繰り返されるマルコの脱走に心を痛めたルディは、ポールを説き伏せてマルコを引き取りともに暮らそうと提案する。同性愛の恋人同士であることを伏せ、法的手続きによりマルコの監護者となった二人は、本当の両親のようにマルコに愛情を注ぎ、三人で幸せな日々を送るが…。

引用元:Wikipedia

 

1979年のカリフォルニア。

 

歌手を目指すドラァグクイーン(女性の姿で行うパフォーマンスの一種)・ルディと、ゲイであることを隠しながら生きる検察官・ポールは、心を通わせ合い、交際を始める。

 

 

ある日、ルディは、近所に住むダウン症の少年・マルコが、施設に連れて行かれる現場に遭遇する。

 

 

後日、ルディとポールは施設から脱走したマルコを助けるために、彼を養子として迎え、3人で暮らすことに。

 

 

幸せに暮らしていた3人だったが、ルディとポールが同性愛者ということを世間に知られてしまい…。

 

 

1970年代のアメリカ、差別や偏見が色濃い時代で、幸せに暮らそうとするマイノリティ家族の苦悩を描いたストーリー。

 

 

夢を追うドラァグクイーン、ゲイを隠して生きる検察官、母親の愛情を知らないダウン症の少年

 

 

そんな彼らが、家族として幸せに暮らす姿に、感動を覚えるでしょう。

 

 

しかし、そんな幸せな空間を、偏見に満ちた正義感で壊そうとする人たちが。

 

 

ラストシーンを目撃した後に感じであろう、得も言われぬ感覚は、ズシッと心の奥に残るでしょう。

 

『チョコレートドーナツ』の魅力

 

では、『チョコレートドーナツ』の魅力を紹介します。

 

 

懸命に生きる登場人物に感動する

 

『チョコレートドーナツ』は、懸命に生きる登場人物に感動します。

 

 

今でこそ「LGBT」が当たり前の価値観になりつつありますが、作品当時は、同性愛への偏見は強かったようです。

 

 

そんな中でも、ドラァグクイーン(女性の姿で行うパフォーマンスの一種)としてステージに立っているルディ。

 

 

マイノリティであることを全面に出して、パフォーマンスしているルディへの風当たりは、特に強かったでしょう。

 

 

しかし、ルディは人一倍明るくジョークを言ってポールやマルコを笑顔にさせます。

 

 

また、そんなルディを支えているのがポールとマルコであるのも間違いないでしょう。

 

 

そんな、世間とは違うけど、チャーミングな家族の姿に、感動するんですよねぇ。

 

 

自分らしく生きることの難しさを感じながら、その大切さを教えてくれる映画です。

 

ラストシーンを見終わった後の何とも言えない感覚

 

ぶっちゃけ、『チョコレートドーナツ』のラストシーンは、賛否両論あるでしょう。

 

 

映画サイトのレビューなどを観ても、感想が真っ二つに割れてる感じでしたね。

 

 

しかし、個人的には、映画自体が観ている人に「問い」を与えているように感じて、素晴らしいラストだと思いました。

 

 

単なるお涙頂戴系の映画ではなく、じんわりと、でも確実に心を揺さぶられて、涙がこぼれてしまう感じ。

 

 

何とも言えない感覚を味わうことが出来るので、ぜひご覧になってほしいですね。

 

『チョコレートドーナツ』の評判・感想

 

https://twitter.com/bemiroll/status/1296723607272304640?s=20

 

『チョコレートドーナツ』の感想ツイート

 

性を越えて心から愛し合う純粋な姿、家族として過ごす時間に、感動するでしょう。

 

 

『チョコレートドーナツ』の感想ツイート

 

ラストシーンが衝撃的で、観終わった後に優しくなりたいと感じさせてくれる映画です。

 

まとめ:『チョコレートドーナツ』は、単なる感動作では片付けられない映画

 

『チョコレートドーナツ』は、単なる感動作では片付けられない映画です。

 

 

  • ハンカチでは足りないくらい泣きたい人
  • 価値観を揺さぶられる映画が見たい人
  • ありふれた日常に幸せを感じる人

 

 

などは、ぜひ『チョコレートドーナツ』をチェックしてみて下さい!