アナタは映画が好きですか?
…いいですね!
では、『ブリッジ・オブ・スパイ』を見たことがありますか?
むむむ…
見ているアナタは相当な映画好きですね…!
知る人ぞ知る映画ですが、面白くて見やすいので、どんな人でもおすすめできる映画です。
今回は、見ていないけど気になっている方向けに、『ブリッジ・オブ・スパイ』のあらすじ、魅力を紹介します。
目次
『ブリッジ・オブ・スパイ』とはどんな映画?
『ブリッジ・オブ・スパイ』は、2015年のアメリカのスパイ映画
監督・スティーヴン・スピルバーグ、主演トム・ハンクスの黄金コンビが手を組みました。
また、脚本は、『ファーゴ』、『ノーカントリー』でその名を知らしめたコーエン兄弟。
映画としてはド派手なスパイ・アクションではなく、心理戦がメインとなるので、人によっては退屈かもですね、、
ただ、その分、緻密なストーリーが魅力なので、ぜひ観てほしいです。
『ブリッジ・オブ・スパイ』の登場人物
主な登場人物は、
- ジェームズ・ドノヴァン/トム・ハンクス(主人公。法を遵守する精神を持つ弁護士)
- ルドルフ・アベル/マーク・ライランス(ドイツ系ロシア人のソ連諜報員。)
- メアリー・ドノヴァン/エイミー・ライアン(ドノヴァンの妻。)
- トーマス・ワターズ・Jr/アラン・アルダ(ドノヴァンのパートナー。)
- フランシス・ゲイリー・パワーズ/オースティン・ストウェル(アメリカ空軍中尉。ソ連の捕虜)
- フレデリック・プライヤー/ウィル・ロジャース(アメリカ人留学生。ソ連の捕虜)
法を遵守する弁護士・ドノヴァンと、彼が弁護するソ連諜報員・アベル
そして、その捕虜交換に関わる人物がメインとなります。
主演のトム・ハンクスはもちろんですが、アベル役のマーク・ライランスの好演も光っていますね。
緊張感のある心理戦が見どころなので、俳優陣の緊迫感ある演技にも注目してみて下さい。
『ブリッジ・オブ・スパイ』のあらすじ
アメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代。ジェームズ・ドノヴァンは、保険の分野で実直にキャリアを積み重ねてきた弁護士だった。ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、世界平和を左右する重大な任務を委ねられる。それは、自分が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人スパイの交換を成し遂げることだった。良き夫、良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできた男が、米ソの戦争を食い止めるために全力で不可能に立ち向かっていく!
引用元:公式サイト
冷戦真っ只中の1950~60年代
ジェームズ・ドノヴァンは、ソ連のスパイの弁護を務めたことで、大事件に巻き込まれていく。
ドノヴァンは、法の精神に遵守する真面目な性格から、正しくも危険な道を進むことになり…。
一つの間違いから戦争にも繋がりかねない、緊迫感のある冷戦時代のお話です。
そんなギリギリの綱渡りのような状況でも、自分の信念を曲げずに、正しい選択をするドノヴァンがかっけぇんすよね。
しかも、驚きなのが、実話を基にしているということ。
ぜひ、その目で結末を見届けてほしいです。
『ブリッジ・オブ・スパイ』の魅力
では、『ブリッジ・オブ・スパイ』の魅力を紹介します。
緊張感のある心理戦が見応え充分
『ブリッジ・オブ・スパイ』の魅力は、なんといっても緊張感のある心理戦。
冷戦という一触即発の時代背景での捕虜交換という難しい仕事をドノヴァンは引き受けます。
しかも、軍人の捕虜だけでなく、学生の捕虜まで助け出そうとする無謀なミッションを遂行しようとします。
失敗したら自らの命だけでなく、下手したら戦争にも発展しかねないという状況。
そんな緊張感の中での、ソ連側との心理戦は、見応え充分ですね。
最後まで、どうなるか分からないハラハラさを体感してください。
ドノヴァンとアデルの関係性が良き
弁護士のドノヴァンと、ソ連のスパイ・アデルの関係性が良きです。
ソ連のスパイの弁護をするというだけで、アメリカ国内からバッシングを受けるドノヴァンですが、その責務を受けます。
また、アデルとの面会では、彼のプロフェッショナルさに、一人の人間として尊敬を抱くように。
立場的には、形だけの弁護をするだけでも問題ないドノヴァンですが、彼を本気で助けようとします。
アデルも、ドノヴァンのプロ精神を認めるように。
彼らのシーンはそれほど多くはないのですが、不思議な絆のようなモノを感じられます。
すべてが終わった後のドノヴァンがカッコいい!
これは、少しネタバレっぽっくなっちゃうので、未視聴の人はスルーしてください。
一連の仕事を終えたドノヴァンは、自宅についてベッドに倒れ込みます。
危険が及ぶため、家族には仕事内容を伏せて、ドイツへ行っていたドノヴァン
家族は、テレビのニュースで父親の活躍を知ることになります。
家族には秘密にしつつも仕事を全うしたドノヴァンが渋くてかっけーんですよね。
ラストシーンで、全てを知った家族から祝福される姿は、感動的でした。
『ブリッジ・オブ・スパイ』の評判・感想
『ブリッジ・オブ・スパイ』
米ソの冷戦時代、逮捕されたソ連側スパイを弁護することになった米国人弁護士の葛藤と苦闘を描く。米国、ソ連、東独の思惑が絡み合う交渉合戦は見どころ満載で面白かった。
橋のシーンやエンディングもグッときた!
スピルバーグが描く友情と家族の物語でもあった。 pic.twitter.com/r3ziSWZtT9— みずちん (@mizu_bozu) October 25, 2019
『ブリッジ・オブ・スパイ』の感想ツイート
橋のシーン、エンディングなど後半シーンが最高なので、ぜひ最後まで見てほしいですね。
『ブリッジ・オブ・スパイ』
冷戦下の東ベルリンで、捕虜交換に奔走した男の実話。
関係者も数多く残っていて、綿密な取材に基づいているようです。
それだけに地味なストーリーが、当時の表に出ない、現場の緊迫感を突きつけて来るようでした。
世界が分断されている今。
繰り返したくない歴史… pic.twitter.com/zRkiZorzUa— ルッキー (@lucky6182) September 9, 2019
『ブリッジ・オブ・スパイ』の感想ツイート
緻密な取材によって生まれたストーリーは、一見地味ですが、リアルな緊迫感を味わえます…。
まとめ:『ブリッジ・オブ・スパイ』は、緊張感のある心理戦がたまらない映画
『ブリッジ・オブ・スパイ』は、ド派手なアクションはないが、緊張感のある心理戦がたまらない映画です。
- 高度な心理戦があるスパイ映画が観たい人
- トム・ハンクスが好きな人
- 渋いオジサマが好きな人
などは、ぜひ『ブリッジ・オブ・スパイ』をチェックしてみて下さい!