「何か楽しいことないかなぁ」
「最近、恋愛してないなぁ」
アナタは、そんなことを感じたことはありませんか?
今まさに、そんな状態だったり。
そんなアナタに、ピッタリの映画があります。
それが、「箱入り息子の恋」
2013年に公開された映画で、不器用だけど純粋な主人公の恋愛にキュンとする作品です。
観た時に感動してもられるように、極力ネタバレはしないで紹介してきますね。
- 熱く燃えるような恋をしたい学生さん
- 次の恋に踏み出せない20・30代のOLさん
- 結婚を諦めてしまった30・40代のサラリーマン
では、行ってみましょう!
「箱入り息子の恋」のキャスト
監督
- 市井昌秀
出演
- 星野源(天雫健太郎)
- 夏帆(今井奈穂子)
- 平泉成(天雫寿男)
- 森山良子(天雫フミ)
- 大杉漣(今井晃)
- 黒木瞳(今井玲子)
監督は、「隼」、「無防備」の市井昌秀
実は、市井昌秀監督は、元お笑い芸人で、「髭男爵」の元メンバーという異色の経歴です。
作品の随所に散りばめられている笑い、は監督のセンスなのでしょう。
主人公の冴えない35歳、天雫健太郎を、アーティストとしても活躍する星野源
星野源はTVドラマ「逃げ恥」の平匡など、ゴリゴリのDT役をやらせたら右に出るものは居ませんね。
主人公と見合いする今井奈穂子を、「天然コケッコー」、「海街diary」の夏帆
盲目の女性という難しい役柄を見事に演じましたね。
「箱入り息子の恋」のあらすじ
市役所に勤める天雫健太郎(星野源)は、真面目で優しいが、内気な性格から35年間彼女なしの非モテ男
健太郎を心配した両親がお見合いの話を進めるが、当の本人である健太郎は乗り気ではなく。
渋々、お見合いすることになるが、相手の今井奈穂子(夏帆)は視力を失って目が見えない様子
菜穂子を心配する父親(大杉漣)は、健太郎に失礼とも言える厳しい質問をする。
その態度に激怒した健太郎の両親は、その場を去ろうとするが、普段は大人しい健太郎は、不器用ながらも自分の意見を主張する。
お見合い自体は、ギスギスした雰囲気で幕を閉じたが、菜穂子は健太郎のことが気になり…
というのが、ざっくりとした、あらすじです。
真面目で優しいが、人とコミュニケーションをとることが苦手で、周囲から浮いてしまっている健太郎
明るく人当たりも良いが、ハンディキャップと両親の庇護から、自分を殺して生きている菜穂子
どちらも箱入りとして育てられた2人が、不器用ながらも恋をしていく様子が、応援したくなりますね。
また、どちらの両親ともに子供のことを考えいるので、必ずしも悪気があっての行動ではないんですよね。
この作品は、箱入り息子・娘の恋だけでなく、子供を大切にする両親の子離れの話でもあるのでしょう。
「箱入り息子の恋」のピックアップキャラ:健太郎/星野源
「箱入り息子の恋」からピックアップするキャラクターは
主人公の健太郎(星野源)
年齢=彼女なし、無愛想、ゲーマー、友達は飼っているカエルだけ、という非モテの化身のような健太郎
しかし、菜穂子とデートするようになってからは、表情が明るくなったり、オシャレに気を使ったり、変化している様子が感じられます。
また、まだまだ不器用ながらも周囲とコミュニケーションを取ろうとする姿勢にも、健太郎の成長が見られますね。
ちょっと変だけど、どこか応援したくなるキャラクターなので、アナタも好きになると思います。
演じている星野源自身も、「屈折した自分が、活動を支えてくれている」という発言をしているので、欠点がある健太郎を上手く演じているのでしょう。
「箱入り息子の恋」のネタバレなしの感想
「健太郎のように真っ直ぐな恋愛をしたいなぁ」と感じましたね。
健太郎の根っこにある優しさに触れたことで、菜穂子は彼を好きになりました。
僕は、「もっと顔が良ければ…」「もっと仕事ができれば…」と、どうしようもないことを言い訳にしがちだったのですが、
今持っている要素を、どう磨いていくかが大事だと教えてもらえました。
不器用だけど純粋な恋愛にキュンキュンしたい人に、オススメの映画ですね。
また、何かを言い訳に恋から逃げている人は、健太郎の姿勢から学ぶものがあるのではないでしょうか。