「疲れすぎて何もしたくない」
「嫌なことがあって、しんどいなぁ」
アナタは、こんなことを考えた経験はありませんか?
今まさに、そんな状態だったり。
そんなアナタに、ピッタリの映画があります。
それが、「かもめ食堂」
2006年に公開された映画で、頭空っぽで、のんびり観られる作品です。
観た時に楽しんでもられるように、極力ネタバレはしないで紹介してきますね。
- 部活や勉強で忙しい学生さん
- 辛いことがあって凹んでいる20・30代のOLさん
- 仕事が忙しすぎて疲れている30・40代のサラリーマン
では、行ってみましょう!
「かもめ食堂」のキャスト
監督
- 荻上直子
出演
- 小林聡美(サチエ)
- 片桐はいり(ミドリ)
- もたいまさこ(マサコ)
- ヤルッコ・ニミエ(トンミ)
監督は、「めがね」、「レンタネコ」の荻上直子
ゆるい雰囲気で独特の世界観な作品を撮ることで、有名な監督ですね。
フィンランドでお店をオープンしたサチエを、「めがね」、「紙の月」の小林聡美
サチエのお店で働くことになるマサコを、「小野寺の弟・小野寺の姉」、「シン・ゴジラ」の片桐はいり
同じくサチエのお店で働くことになるミドリを、「ALLWAYS 三丁目の夕日」、「それでも僕はやってない」の、もたいまさこ
フィンランド ヘルシンキを舞台に、個性的な実力派女優が集まりましたね。
「かもめ食堂」のあらすじ
サチエ(小林聡美)は、フィンランド ヘルシンキに「かもめ食堂」をオープンする。
日本人が1人で切り盛りしていることから、町の人々は、珍しがって店内の様子を眺めたりはするが、お店に入ることはない。
そんな「かもめ食堂」にはじめてのお客さんが。
日本の文化に興味を持っているトンミという青年で、カタコトの日本語でコーヒーを注文します。
日本のアニメに興味があるトンミは、サチエにガッチャマンのテーマ曲の歌詞を教えて欲しいと言いますが、サチエは思い出せません。
ある日、書店で日本人のミドリ(片桐はいり)を見つけて、ガッチャマンの歌詞を教え欲しいと頼み込み…
というのが、ざっくりした、あらすじです。
なんやかんやあって、ミドリがかもめ食堂で働き始めたり、
なんやかんやあって、マサコ(もたいまさこ)も働き始めたり、
「旅行者を労働させてええんかい!?」
とツッコミどころは多いですが、ゆるゆると物語は進んでいきます。
終始、独特のゆるい雰囲気なので、のんびりとリラックスして映画を楽しめます。
むしろ、BGM感覚で、ながら見してもいいかも知れませんね(笑)
ピックアップキャラ:マサコ/もたいまさこ
「かもめ食堂」からピックアップするキャラクターは、
かもめ食堂を手伝うマサコ(もたいまさこ)
テレビで「エアギター選手権」を見て、目的、滞在期間、宿泊場所など一切決めることなくフィンランドに来た、という破天荒なマサコ
空港でロストバゲッジしたことから、かもめ食堂を手伝うことになります。
いつも冷静沈着で、物腰が柔らかいマサコですが、たまに変な発言をするのが、面白いんですよね。
サチエやミドリに負けず劣らずキャラが濃いので、ぜひ注目してみてください。
「かもめ食堂」の感想
頭空っぽでリラックスしながら観られましたね。
正直、「見た後に劇的に価値観が変わった!」とかはないんですけど、リラックスしながら観れたこと自体が良かったんじゃないかなと。
仕事で疲れていたり、悩み事があるときには、脳みそも疲労がたまってますよね。
「かもめ食堂」は、いい意味で何も考えなくて良い気がします。
でも、観た後に、ちょっと前向きになれます。
嫌なことがあってしんどいなぁ、と思っている人にはオススメですね。