アナタは、好きな人のために、何かを諦めたことはありませんか?
または、夢を叶えるために、何かを犠牲にしたことは?
そんなアナタに、ピッタリの映画があります。
それが、「ララランド」
2014年にアカデミー賞も取ったミュージカル映画ですが、単なる娯楽作品ではなく、愛や夢について考えさせられます。
観た時に感動してもられるように、極力ネタバレはしないで紹介してきますね。
- 自分を表現できないで葛藤している学生さん
- 次の恋に踏み出せない20・30代のOLさん
- 夢を諦めてしまった30・40代のサラリーマン
では、行ってみましょう!
「ララランド」のキャスト
監督
- デイミアン・チャゼル
出演
- ライアン・ゴズリング(セバスチャン・ワイルダー / セブ)
- エマ・ストーン(ミア・ドーラン)
- ジョン・レジェンド(キース)
- ローズマリー・デウィット(ローラ)
- ソノヤ・ミズノ(ケイトリン)
- J・K・シモンズ(ビル)
監督は、「セッション」でその評価を高めたデイミアン・チャゼル
ジャズピアニストの主人公セブは、「きみに読む物語」でも主役を演じたライアン・ゴズリング
ハリウッド女優を目指すヒロイン ミアは、「アメイジング・スパイダーマン」にも出演したエマ・ストーン
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは「ラブ・アゲイン」、「L.A. ギャング ストーリー」に続く3度目の共演で、すべてカップルを演じています。
そんな二人だからこそ、セブとミアの仲睦まじい姿を演じられたのではないでしょうか。
キャストに関しての噂で、当初は、ヒロイン役を「ハリーポッターシリーズ」のハーマイオニー役で有名なエマ・ワトソンにオファーしていたらしいです。
しかし、同時期に「実写版:美女と野獣」の撮影と被ったため、エマ・ワトソンは、オファーを断ったそう。
また、その「美女と野獣」の野獣役をライアン・ゴズリングが断ったとの噂も。
主人公とヒロインが、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンになったのは、何か運命的なものを感じますね。
「ララランド」のあらすじ
ジャズバーのオーナーを夢見るセブと、ハリウッド女優を目指すミア
二人の出会いは、最悪でした。
様々な場所で出会う二人は、いつしか惹かれ合うように。
夢に向かって、二人で協力し合い、ひたむきに努力を続けていましたが、少しずつズレが生じはじめ…。
夢を叶えること、愛すること、どちらが大事なのかを考えさせられるストーリです。
以上が、ざっくりした、あらすじ
ララランドの脚本は、監督のデイミアン・チャゼルが、2010年のハーバード大学在学中に、完成させていました。
しかし、ジャズを使用したミュージカル映画などヒットしないということで、どのスタジオにも興味を示されなかったようです。
また、当時は資金もコネクションもないため、作品化はできずに、一旦、計画は破棄
その後、2014年に「セッション」が大ヒットしたことで、資金的にも、評価的にも成功したことにより、満を持して、ララランドが制作されました。
それほど、強い想いで作成された映画なので、これほど素晴らしいものになったのでしょう。
ピックアップキャラ:セブ/ライアン・ゴズリング
ララランドでピックアップするキャラクターは、
主人公のセブです。
ライアン・ゴズリング演じる、ジャズバーのオーナーを目指すピアニストです。
時代遅れと言われているジャズを、ひたむきに愛している姿勢や、ミアをエスコートする紳士さが、カッコいいですね。
ララランドでは、春夏秋冬の季節が、描かれていますが、その季節ごとの、セブのファッションも見どころの一つです。
また、作中のピアノ演奏は、全てライアン・ゴズリング自身が行なっていることが驚きですね。
ライアン・ゴズリングは、クランクイン前の3ヶ月もの期間、一日2時間のレッスンを週6日こなし、ピアノを習得したようです…!
一つの作品に対して、これほどまでストイックに打ち込む姿勢は、素晴らしいですよね。
「ララランド」の感想
正直、映画館で初めてラストシーンを見たときは、受け入れられませんでした。
しかし、何年か後に、再度見たときは、結末に納得することができました。
作品の解釈が変わったのか、自身の人生経験が増えたのかは、分かりませんが、見る人によって物語の捉え方が違うと思います。
テンプレートのようなラブストーリーに飽き飽きした人は、ぜひララランドをみてください。
ただ、ミュージカルシーンなどは、見ているだけでワクワクするので、音楽好きの人にもオススメですよ。