アナタは映画が好きですか?
…いいですね!
では、『大統領の料理人』を見たことがありますか?
むむむ…
見ているアナタは相当な映画好きですね…!
知る人ぞ知る映画ですが、面白くて見やすいので、どんな人でもおすすめできる映画です。
今回は、見ていないけど気になっている方向けに、『大統領の料理人』のあらすじ、魅力を紹介します。
目次
『大統領の料理人』とはどんな映画?
『大統領の料理人』は、2012年のフランス映画。
監督はクリスチャン・ヴァンサン、出演はカトリーヌ・フロとジャン・ドルメッソンなど。
フランス大統領官邸史上初の女性料理人として1980年代に2年間、フランソワ・ミッテラン仏大統領に仕えたダニエル・デルプシュをモデルにした映画ですね。
『大統領の料理人』の登場人物
主な登場人物は、
- オルタンス・ラボリ/カトリーヌ・フロ(女性初の大統領専属料理人。)
- ミッテラン大統領/ジャン・ドルメッソン(フランス人に愛される大統領。料理が好き。)
- ジャン=マルク・ルシェ: ジャン=マルク・ルロ(大統領官邸の給仕長。)
- ニコラ・ボヴォワ/アルチュール・デュポン(オルタンスの助手。若きパティシエ)
女性初の大統領専属料理人・オルタンスと、彼女とともに働くメンバーがメインとなります。
フランスでは歴代でも最も人気が高いミッテラン大統領が登場していますね。
また、時代背景的に女性差別が色濃く残っている中で、実力で周りを黙らすオルタンスがカッコいいですね。
『大統領の料理人』のあらすじ
フランスの片田舎で小さなレストランを営んでいたオルタンス・ラボリは、ある日突然、ミッテラン大統領の専属料理人に抜擢される。名刺を渡したことがあるだけのロブションの推薦があったからだという。
大統領官邸(エリゼ宮殿)史上初の女性料理人として周囲の男性の嫉妬や専横に遭いながらも、給仕長のジャン=マルクや助手のニコラらの協力の下、素朴な家庭料理をこよなく愛する大統領から厚い信頼を得るようになる。しかし、新たなる問題が発生し…。
引用元:Wikipedia
片田舎でレストランを営んでいたオルタンスは、ある日突然、大統領の専属料理人に抜擢される。
そして、女子初の大統領官邸専属料理人として働くことに。しかし、今まで働いていた男性シェフからは煙たがられていた。
そんな中で、給仕長のジャン=マルクや助手のニコラらの協力の下、最高の料理を提供して、大統領から大絶賛されるように。
ただ、新たな問題も発生し…。
女性初の大統領専属料理人として働く主人公の苦悩と奮闘を描いたストーリーです。
1980年代ということで、フランスでも女性差別が色濃く残っていた時代。
さらに、ゴリゴリの男性的な縦社会がある大統領官邸の厨房が舞台。
そんな中で、プライドとこだわりを持って、最高の一皿を提供するオルタンスの姿がめちゃくちゃカッコいいです。
『大統領の料理人』の魅力
では、『大統領の料理人』の魅力を紹介します。
主人公がプロフェッショナル
『大統領の料理人』は、主人公・オルタンスのプロフェッショナルさがカッコいいです。
ミッテラン大統領の希望のもとで、伝統的で素朴なフランス料理を追求するオルタンス。
食材の仕入れ先にもこだわり、独自のルートからフランス中の最高品を集めます。
また、料理にも妥協を許さずに、新メニューの開発には、何日にも渡る試行錯誤を繰り返します。
そういった努力から、始めは懐疑的だった周囲を認めさせ、大統領の信頼を得るまでに。
時代的に、女性という不利な立場でも、プロフェッショナルな仕事をこなすことで、一流の舞台で輝ける事を証明しました。
そんなオルタンスの姿が、めちゃくちゃカッコいいですね。
主人公の再生する姿が感動的
『大統領の料理人』は、主人公の再生する姿が感動的です。
ある出来事から大統領官邸を去ることになるオルタンスでしたが、彼女が再出発するキッカケも、また料理でした。
物語の冒頭では、南極の観測基地のキッチンで料理をしているオルタンスの姿があります。
観測基地でも、唯一の女性として、日々奮闘していました。
しかし、アウェーだった大統領官邸とは違って、観測隊の男性からは大人気のオルタンス。
過酷な環境でハードに働く彼らには、オルタンスが作る料理が、最高の楽しみになっているようでしたね。
失意の底から大統領官邸を去ったオルタンスが、再度、料理が人をつなげる感覚を得る姿に、感動しちゃうでしょう。
『大統領の料理人』の評判・感想
世紀最高の料理人と呼ばれるジョエル・ロブション氏からの推薦で大統領専属の料理人に抜擢された女性の話 彼女が大事にしてるものと料理人としての誇り 好きなことだからこそ続けられなくなる理由ってあるよなあと思うなど…素敵な映画だった #ハケタヨ映画 pic.twitter.com/GcuKGjB4xj
— hakenai (@haketayo) September 1, 2018
『大統領の料理人』の感想ツイート
その仕事に誇りを持っているからこそ、続けられなくなる姿が、まさにプロって感じですね。。
#大統領の料理人
突然仏大統領の料理人になる女性の料理に対しての信念の物語。その後の南極観測基地での様子と上手く交互に撮っているのと深く堀りさげ過ぎてないのも余韻を残し良く大統領との僅かな交流も印象に残る。
カトリーヌフロが素晴らしく料理が美味しそうな秀作。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/rsW3TLBhPE
— モンタナS(引用お断り🙇) (@montanas1968) September 24, 2019
『大統領の料理人』の感想ツイート
物語はオルタンスの大統領官邸と南極観測基地の2つの時間軸で進行します。
未来軸となる南極観測基地でのオルタンスを深堀りしすぎないことで、上手に余韻を残している感じですね。
まとめ:『大統領の料理人』は、仕事に情熱をかける女性に勇気をもらえる映画
『大統領の料理人』は、仕事に情熱をかける女性に勇気をもらえる映画です。
- 美味しそうな料理が出てくる映画が観たい人
- こだわりを持って仕事を頑張っている人
- 辛いことがあって挫けちゃいそうな人
などは、ぜひ『大統領の料理人』をチェックしてみて下さい!