アナタは、学生時代に、なんとなーく疎外感を感じた経験はありませんか?
また、嫌われたくなくて人に合わせてしまったことは?
そんなアナタに、ピッタリの元気が出る映画があります。
それが、「最強のふたり」
2011年に公開されたフランス映画ですが、二人の男性の友情に感動する作品です。
観た時に感動してもられるように、極力ネタバレはしないで紹介してきますね。
- 人によって態度を変えてしまう人
- 嫌われるのを恐れて人に合わせてしまいがちな10・20代の女性
- 大人になってから親友が出来ていない20・30代のサラリーマン
では、行ってみましょう!
「最強のふたり」のキャスト
監督
- エリック・トレダノ
出演
- フランソワ・クリュゼ(フィリップ)
- オマール・シー(ドリス)
- アンヌ・ル・ニ(イヴォンヌ)
- オドレイ・フルーロ(マガリー)
- クロティルド・モレ(マルセル)
- アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ(エリザ)
車椅子の大富豪フィリップを、フランソワ・クリュゼ
フランソワ・クリュゼは、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞に9回ノミネートされるなど、実力派の俳優です。
アフリカ系の青年ドリスを、オマール・シー
オマール・シーは、コメディアン出身で、作中に出てくるユーモアは、彼の笑いのセンスにより、さらに際立っているのではないでしょうか。
「最強のふたり」のあらすじ
パリのスラム街で生活する、アフリカ系の青年ドリス
ドリスは、不採用による失業手当を目的に、車椅子生活の大富豪フィリップの介護職の面接に。
面接に落ちることが目的のため、フィリップに対しても好き放題言うドリス
しかし、飾らない性格が気に入ったフィリップは、ドリスを介護補助として雇うことに。
介護スキルはさっぱりですが、一人の友人として対等に接してくれるドリスの態度に、フィリップは信頼を寄せるように。
ただ、ドリスもフィリップも、お互いに悩みを抱えていて…
というのが、ざっくりした、あらすじです。
驚きなのが、ノンフィクションだということ。
全てのストーリーが同じではないでしょうが、フィリップとドリスは実在する人物とその友情を基に映画が作られています。
また、DVDの映像特典には、実在する二人のドキュメンタリー映像があり、大富豪のフィリップとスラム街出身のアブデル(劇中ではドリス)の“本物の最強のふたり”の姿が収められています。
障がい者というセンシティブなテーマを、ユーモアを交えながら、現実的に描いたのは、社会的な意義もありますね。
ピックアップキャラ:ドリス/オマール・シー
「最強のふたり」からピックアップするキャラクターは
主人公のドリス
障がい者の雇い主フィリップに、対等な友人のように接するドリス
フィリップは、大富豪として社会的な地位があることで近寄りがたい存在。
誤解を恐れずいうと、障がい者というで、さらに、一定の距離を保たれていたのではないでしょうか。
そんなフィリップに対して、ネガティブな感情なしで、フラットに接するドリスは、素晴らしいと思います。
厳かなフィリップの誕生パーティで、ダンスミュージックを流して、みんなで踊るシーンは、なんとも言えない爽快さがあります。
ある種、恐ろしいほどの空気の読まなさで、フィリップ以外の人に対しても、好きなように行動する姿に、痛快さを感じるでしょう。
「最強のふたり」の感想
年齢・境遇・肌の色、全く違うフィリップとドリスが、互いに影響しあい成長し、親友になっていく様に、感動しました。
また、ラストシーンが粋なので、ぜひその目で、見てほしいですね。
なんとなーく疎外感を感じている人、人に合わせちゃう方には、めっちゃオススメです。
笑って、感動して、泣いて、スッキリしちゃいましょう。