「休みの日なのに暇だなぁ」
「最近、実家に帰ってないなぁ」
アナタは、こんなことを感じたことはありませんか?
今まさに、そんな状態だったり?
そんなアナタに、ピッタリの映画があります。
それが、「ウォルター少年と夏の休日」
2004年に公開された映画で、少年と2人のおじいさんとの一夏の思い出の物語です。
観た時に感動してもらえるように、極力ネタバレはしないで紹介してきますね。
- おじいちゃん子の学生さん
- 仕事が忙しくて疲れている20・30代のOLさん
- 少年時代を懐かしんでる30・40代のサラリーマン
では、行ってみましょう!
「ウォルター少年と夏の休日」のキャスト
監督
- ティム・マッキャンリース
出演
- ハーレイ・ジョエル・オスメント(少年 ウォルター・コールマン)
- ロバート・デュバル(大伯父 ハブ・マッキャン)
- マイケル・ケイン(大伯父 ガース・マッキャン)
- キーラ・セジウィック(母 メイ・コールマン)
- ニッキー・カット(探偵・母の求婚者 スタン)
- ディードル・オコンネル:(叔母 ヘレン)
監督は、「ノース・ショア」、「アイアン・ジャイアント」のティム・マッキャンリース
主人公の少年ウォルターを、「シックスセンス」、「A.I」のハーレイ・ジョエル・オスメント
シックスセンスなどの子役のイメージが強いハーレイ・ジョエル・オスメントですが、14歳という多感な時期の少年をうまく演じています。
ウォルターを預かる大叔父ハブを、「ゴッド・ファーザー」、「テンダー・マーシー」のロバート・デュバル
もう一人の大叔父ガースを、「インターステラー」、「キングスマン」のマイケル・ケイン
「ウォルター少年と夏の休日」のあらすじ
1960年代のアメリカ テキサス
14歳のウォルター(ハーレイ・J・オスメント)は、男にだらしないダメな母親の勝手な都合により、夏休みの間、大叔父2人の家に預けられることに。
大叔父たちは、莫大な遺産を持っているという噂があり、母親はその遺産目当てで、ウォルターに探りを入れるように指示する。
大叔父たちの家は、ボロボロでTVも電話もない状態。
また、大叔父たちは、セールスマンを猟銃で脅して追い返して楽しむなど、はちゃめちゃな性格のため、ウォルターは唖然とします。
夜になり、不安を抱きながら眠るウォルターですが、大叔父ハブ(ロバート・デュバル)が、夢遊病のように奇妙な行動をとる姿に目を覚まします。
恐る恐るも後をつけるウォルターですが、もう一人の大叔父ガース(マイケル・ケイン)に見つかります。
そこで、ガースは、おとぎ話のような、2人の若き日の冒険とハブの情熱的な恋について語り始め…
というのが、ざっくりとした、あらすじです。
少年と頑固なおじいさんが心を通わせていく、というありがちなストーリーですが、
- テキサスの広大な自然と少し寂れた雰囲気
- 大叔父たちのアラビアンな冒険の物語
などなどのアクセントが、どこか懐かしさを感じされてくれるお話です。
大叔父ガースが語ってくれる冒険の話が、絵本の内容のようなおとぎ話なので、ウソなのか本当なのか、気になるでしょう。
ラストで、その真偽が明らかになるのですが、そのシーンが思わずニヤッとしてしまうので、ぜひ、その目でたしかめて下さい。
ピックアップキャラ:ハブ/ロバート・デュバル
「ウォルター少年と夏の休日」からピックアップするキャラクターは、
大叔父ハブ(ロバート・デュバル)
もう一人の大叔父ガースよりも、ウォルターに対しては、ツンデレをかましており、なかなか距離を縮めてくれません。
しかし、ツンが強い分、少しずつ心を通わせていく様子に、見ているこっちもホッコリするでしょう。
セールスマンや遺産目当ての親戚をライフルで追い払ったり、町の不良4人を1人で倒したりと、豪快でカッコいいハブ
ただ、夜な夜な夢遊病のように奇妙な行動をとってしまうほど、過去の出来事にトラウマを持っています。
そんなハブがウォルターと接することで、良い方向に変化していく様子に、見ているこっちも嬉しくなりますね。
きっと、アナタも、ガスを好きになるでしょう。
「ウォルター少年と夏の休日」の感想
ウォルターとおじいちゃん達の交流に涙して、小学生の頃の夏休みを思い出しました。
僕はおじいちゃんっ子だったので、夏休み等に泊まりに行くのが楽しみでしかたなかったんですよね。
おじいちゃんは、まだまだ元気なんですけど、最近会えていないので、近いうちに顔を出そうと思いした。
おじいちゃんとの思い出がある人は、この映画を見ると、ノスタルジックな気持ちになれるでしょう。
夏休みを楽しく過ごした、小学生の時の気持ちに戻れます。