アナタは映画が好きですか?
…いいですね!
では、『ショート・ターム』を見たことがありますか?
むむむ…
見ているアナタは相当な映画好きですね…!
知る人ぞ知る映画ですが、面白くて見やすいので、どんな人でもおすすめできる映画です。
今回は、見ていないけど気になっている方向けに、『ショート・ターム』のあらすじ、魅力を紹介します。
目次
『ショート・ターム』とはどんな映画?
『ショート・ターム』は、2013年のアメリカのドラマ映画。
2009年のデスティン・ダニエル・クレットンによる短編映画「Short Term 12」を原作としています。
未成年の保護施設を舞台に生きる喜びを描いた感動のストーリーです。
批評サイトRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)で99%という満足度。数々の映画賞を受賞した実力作品ですね。
『ショート・ターム』の登場人物
主な登場人物は、
- グレイス/ブリー・ラーソン(「ショート・ターム12」のケアマネージャー)
- メイソン/ジョン・ギャラガー・Jr(グレイスの同僚で、彼女の恋人。)
- ジェイデン/ケイトリン・ディーヴァー(施設の新入りの少女。メンバーに心を閉ざしている。)
- ネイト/ラミ・マレック(新人ケアマネージャー)
- マーカス/キース・スタンフィールド(施設の古株の黒人青年。)
ケア施設「ショート・ターム12」のスタッフと子供達がメインとなります。
正直、俳優陣は全然知らなかったのですが、迫真の演技に彼らのファンになっちゃいました。
特に、ジェイデン役のケイトリン・ディーヴァー、マーカス役のキース・スタンフィールドは、思い出したくない過去を背負ったティーン・エイジャーを見事に演じていましたね。
アナタもきっと彼らを好きになると思います。
『ショート・ターム』のあらすじ
物語の舞台は、ティーンエイジャーをケアするシェルター“ショート・ターム”。ここで働く20代のケアマネージャー、グレイス(ブリー・ラーソン)と、同僚でボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガー・Jr.)。子供が出来たことをきっかけに、二人の将来はささやかならがも幸せなものになるかと思われました。でも実は、グレイスの心には、たったひとりの信頼できる彼にも打ち明けられない、深い深い闇が横たわっていたのです。そんなグレイスの心を次第に開いてゆくのは、やはり同じように心に傷を負ったショート・タームの子供たちと、新しく入所してきた、頭が良くて優しい少女ジェイデンや、ストイックでまっすぐな少年、マーカスでした。彼らはみな、親からの虐待やネグレクト、いじめを経験し、心を閉ざしてしまったこどもたちです。
誰もが心に悲しい傷を負っているけれど、ここに暮らす子供たちはみんな、心優しくて繊細な少年少女ばかり。そんな彼らのひたむきな生き様を見ていると「ひとりぼっちで生きるのではなく、大切な人と一緒に、明日を生きることが喜びなんだ」と気づかせてくれます。大きくて温かな愛に包まれた『ショート・ターム』は、きっとあなたも大好きな人と共有したくなる、穏やかで柔らかい感動のものがたり。スクリーンから、かつてない「ぬくもり」が溢れ出してきます。
引用元:公式サイト
短期児童養護施設“ショート・ターム”には、心に悲しい傷を負った少年少女たちが集まっている。
グレイスとメイソンは、彼らを支えるスタッフとして働きながらも、恋人関係だった。
グレイスの妊娠が発覚し、喜ぶメイソンでしたが、グレイスには打ち明けていない秘密があり。
また、同時期に新たに施設に来た少女・ジェイデンにも問題が発生し…。
短期児童養護施設“ショート・ターム”を舞台とした物語です。
心に悲しい傷を負った少年少女たち、そして彼らを支えるスタッフのグレイスにも悲しい過去があり。
少年少女たちとの交流、同僚であり恋人であるメイソンの優しさによりグレイス自身も、過去を乗り越えるために努力をする。
じんわりと心が暖かくなって、気づいたらポロッと泣いているような優しい映画です。
『ショート・ターム』の魅力
では、『ショート・ターム』の魅力を紹介します。
じんわりと心が温まるストーリー
『ショート・ターム』は、じんわりと心が温まるストーリー
派手な演出や無理やり泣かそうとする感じもなく、気づいたら涙が出ているようなお話です。
心に傷を持った少年少女の成長、また、同じようにトラウマを持った大人も過去を乗り越えるのが、素敵なんですよね。
人は誰しも、思い出したくない秘密があると思います。
それがトラウマになって人付き合いに支障が出ている人もいるかも知れませんね。
そんな心の傷が癒やされるのは、ひょんなことや意外なタイミングだったり。
今悩んでいる人も、「いつか解決するんじゃないか…?」と前向きになれる映画ですね。
ネイサンが良いやつ過ぎて結婚したい
主人公・グレイスの同僚にしてボーイフレンドのネイサン
劇中では、精神的に不安定なグレイスを献身的に支えます。
“ショート・ターム”では、子供達相手にきっちりと仕事をこなすグレイスですが、私生活では、けっこう厄介…
自分からネイサンを誘っていたのにも関わらず、いざ、そういう雰囲気になると、ネイサンに平手打ちをかましましからね。
自分がされたらブチ切れるんちゃいます?
ただ、それでもネイサンは、優しくグレイスを気遣います。
グレイスが抱えていた秘密を打ち明ける時も、動揺はしていましたが、最終的には受け入れましたからね。
そんな、男でも惚れちゃうネイサンに注目してみて下さい。
『ショート・ターム』の評判・感想
映画「ショート・ターム」
思春期に心に追った傷ってそう簡単に癒えるもんじゃないよね…
自身もトラウマを抱える主人公グレイス(ブリー・ラーソン)が自傷癖のある少女と互いの傷を通して心を通わせるのが温かくもありつらくもあり
それだけに一筋の希望がみえる鮮やかなラストが心に染みる pic.twitter.com/lHmaABka4q— さんかく (@dashi56133180) May 8, 2020
『ショート・ターム』の感想ツイート
思春期の心の傷って辛いですよね…。そういった過去がある人にはより刺さる作品だと思います。
六角的オススメ映画のひとつであるショートタームを紹介するよ。問題を抱える十代の施設を舞台に、それぞれの心の動きを丁寧に、そして優しく描写する映画です。主演を務めるブリー・ラーソンをはじめ、素晴らしい俳優陣。スカッとする映画ではないけどヒューマンドラマ系が好きな人なら気にいるはず。 pic.twitter.com/SQ98gKWYfu
— 六角レンチ (@_6kaku_) January 14, 2019
『ショート・ターム』の感想ツイート
スカッとする映画というよりも、じわっと感動するヒューマンドラマですね。
まとめ:『ショート・ターム』は、じんわりと心が温まる映画
『ショート・ターム』は、じんわりと心が温まる映画です。
- 感動して泣きたい人
- なんとなーく気分が落ち込んでいる人
- ネイサンのイケメンっぷりを味わいたい人
などは、ぜひ『ショート・ターム』をチェックしてみて下さい!