元気が出る映画

【ネタバレなしの感想】「ハドソン川の奇跡」は、事件の光と影を映し出した映画

映画「ハドソン川の奇跡」にて、主演のトム・ハンクス

 

 

「休みの日なのに暇だなぁ」

 

 

「普通とは違った映画が見たい」

 

 

アナタは、こう感じたことはありませんか?

 

 

今まさに、そんな状態だったり。

 

 

そんなアナタに、ピッタリの映画があります。

 

 

それが、「ハドソン川の奇跡」

 

 

 

 

2016年に公開された映画で、実際にあった飛行機事故を基にした作品です。

 

 

観た時に感動してもられるように、極力ネタバレはしないで紹介してきますね。

 

 

この映画がおすすめな人
  • 両親が何の仕事をしているか知らない学生さん
  • 休みの日に予定がなくて暇をしている20・30代のOLさん
  • 仕事にやりがいを感じている30・40代のサラリーマン

 

 

では、行ってみましょう!

 

 

「ハドソン川の奇跡」のキャスト

 

 

監督

  • クリント・イーストウッド

 

出演

  • トム・ハンクス(チェズレイ・“サリー”・サレンバーガー)
  • アーロン・エッカート(ジェフ・スカイルズ)
  • ローラ・リニー(ローリー・サレンバーガー)

 

 

監督は、「アメリカン・スナイパー」、「グラン・トリノ」クリント・イーストウッド

 

 

意外にも、主演のトム・ハンクスとは、本作が初のタッグなようで、ハリウッドを代表する監督と俳優に、ふさわしい作品に仕上がっていると思います。

 

 

主人公の機長サリーを、「フォレスト・ガンプ」、「ターミナル」トム・ハンクス

 

 

ベテラン機長役ということで、白髪で髭を蓄えているので、普段のイメージと違った貫禄ある姿となっていますね。

 

 

副機長のジェフを、「エリン・ブロコビッチ」、「ダークナイト」アーロン・エッカート

 

 

アーロン・エッカートも普段のイメージとは違った、マリオのような特徴的なヒゲをしているので、必見ですね。

 

「ハドソン川の奇跡」のあらすじ

 

2009年1月15日

 

ニューヨーク ラガーディア空港発の飛行機が、離陸直後に、バードストライク(鳥との衝突事故)で、両エンジンが停止してしまう。

 

 

事故を察知した機長のサリー(トム・ハンクス)は、ラガーディア空港の管制室に事故時状況を伝え、空港に引き返すことに。

 

 

しかし、長年の経験から、高度が低すぎて最悪の場合はニューヨーク市内に墜落してしまうと判断したサリーは、ハドソン川に不時着水することを決断。

 

 

飛行機の着水はリスクが高く、一歩間違えれば機体が粉々になる可能性があるため、苦渋の決断でした。

 

 

状況を伝えられた機内はパニック状態になりますが、サリーの見事な腕により、ハドソン川への着水が成功。

 

 

その後は、客室乗務員の的確な指示や、湾岸警備隊や水上タクシーの救助により、155名全ての乗客の命が救われました。

 

 

奇跡的な生還は、「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ、連日ニュースとなり、サリーは英雄になりました。

 

 

しかし、サリーは、NTSB(国家運輸安全委員会)から「飛行機は近くの空港まで戻れたのではないか、飛行機は無駄になったのではないか」と尋問される。

 

 

155名の生命を救った英雄が、一転、容疑者扱いになり…

 

 

というのが、ざっくりとした、あらすじです。

 

 

 

これは実際に起きた事件で、機長のサリーは実在しており、映画のエンドエロールでは、その姿を確認できます。

 

 

また、映画では事件の当事者たちが本人役で出演もしているので、リアルさを追求している作品になっていますね。

 

 

「ハドソン川の奇跡」にスポットを当てつつも、事件後の機長サリーの苦悩や葛藤がメインとなっています。

 

 

我々が目にするニュースにも、背景には様々な出来事が起きているのだと考えさせられるストーリーでしたね。

 

ピックアップキャラ:サリー/トム・ハンクス

 

「ハドソン川の奇跡」からピックアップするキャラクターは

 

 

主人公のサリー(トム・ハンクス)

 

 

155名の生命を救った英雄となったが、「判断ミスにより乗客を危険に晒したのでは?」と容疑者扱いされてしまったサリー

 

 

数十秒しか時間がなく、ミス=全員の死、という状況の中で、飛行機を不時着させたのに、「何で判断ミスだったとか言われなアカンねん、ボケ!」とキレてしまいそうですが、サリーは冷静なんですよね。

 

 

英雄扱いにも疑問を持ち、「自分の力だけでなく、事故に関わった全ての人の力があってこそ生還できた」と言っており、めっちゃカッコいいです。

 

 

その反面、飛行機がニューヨーク市内に墜落してしまう悪夢にうなされたりと、精神的にも消耗している姿も見受けられます。

 

 

作中では暗い雰囲気で話が進む中でも、冷静に行動するサリーに、プロフェッショナリズムを感じましたね。

 

「ハドソン川の奇跡」の感想

 

サリーの苦悩と、プロフェッショナルさに感動しましたね。

 

 

奇跡の生還劇という光の裏には、NTSB(国家運輸安全委員会)から容疑をかけれらたりとの大きな影があることを知りました。

 

 

僕たちが普段TVで観ている事件の裏には、もっと深いドラマがあるのではないでしょうか。

 

 

重厚なストーリーがる作品を見たい人には、ぜひオススメの映画ですね。