アナタは映画が好きですか?
…いいですね!
では、『イミテーション・ゲーム』を見たことがありますか?
むむむ…
見ているアナタは相当な映画好きですね…!
知る人ぞ知る映画ですが、面白くて見やすいので、どんな人でもおすすめできる映画です。
今回は、見ていないけど気になっている方向けに、『イミテーション・ゲーム』のあらすじ、魅力を紹介します。
目次
『イミテーション・ゲーム』とはどんな映画?
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は、2014年の歴史ドラマ映画
ベネディクト・カンバーバッチ・キーラ・ナイトレイなどが出演しています。
第二次世界大戦中にエニグマ暗号の解読に取り組んだ暗号解読者アラン・チューリングを描いていますね。
『イミテーション・ゲーム』の登場人物
主な登場人物は、
- アラン・チューリング/ベネディクト・カンバーバッチ(天才的な数学者。第二次世界大戦時の暗号解読を担当)
- ジョーン・クラーク/キーラ・ナイトレイ(チューリングと共に暗号解読をする。)
- ヒュー・アレグザンダー/マシュー・グード(暗号解読チームのリーダー。単独行動をするチューリングと対立)
- ロバート・ノック刑事/ロリー・キニア(戦後のチューリング宅の泥棒事件を捜査する刑事)
- アラステア・デニストン中佐/チャールズ・ダンス(チューリングの上司。チューリングと対立。)
第二次世界大戦中のイギリス軍の暗号解読チームと、戦後のチューリング宅の泥棒事件の関係者がメインとなります。
役者さんたちは、暗号解読チームという表舞台には現れないクセのある天才たちを上手く演じています。
世界大戦中という緊迫した状況の中で、国・家族のために命をかける登場人物の奮闘を観てほしいですね。
『イミテーション・ゲーム』のあらすじ
1951年。数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)の家が何者かによって荒らされ、ふたりの警官が捜査に当たることに。取り調べを受けるチューリングは、ブレッチリー・パークで働いていた衝撃の過去を語り始める。
1939年。ドイツ軍と戦う連合軍にとって敵の暗号機“エニグマ”解読は勝利への絶対条件であった。エニグマ解読のためにMI6に集められたさまざまな分野の精鋭たち。そのなかに若き天才数学者アラン・チューリングの姿もあった。
しかし協調性に欠ける彼は共同作業に加わろうとせず、暗号解読装置“クリストファー”の設計に没頭する。彼の唯一の理解者といえる女性ジョーン(キーラ・ナイトレイ)の計らいにより、なんとか周囲の協力を得、エニグマ解読へあと一歩と迫るチューリングだったが……。
引用元:映画を観たからイラスト描いた
1951年に数学者アラン・チューリングの自宅が何者かに荒らされる。
事情聴取のためにチューリング本人に話を聞くが、そこで第二次世界大戦中に極秘の暗号解読任務を請け負っていたことを明かす。
また、その他にもチューリングは秘密を抱えていて…。
一つの泥棒事件をキッカケに、歴史的な闇に隠されていた秘密が解き明かされていきます。
なぜ、イギリス国民を救ったヒーローとしてアラン・チューリングの名前が知られていないのか。
ぜひ、その目で確かめてみてほしいですね。
『イミテーション・ゲーム』の魅力
では、『イミテーション・ゲーム』の魅力を紹介します。
暗号解読がスゴイ!
『イミテーション・ゲーム』の肝となる暗号解読がスゴイです。
チューリングらイギリス軍の暗号解読チームは、解読不可能とされていたナチスの暗号機『エニグマ』の攻略任務を請け負います。
しかし、様々な暗号解読のスペシャリストを集めた天才集団ですら、『エニグマ』を解読できる気配すらありませんでした…。
そんな中、チューリングは、仲間たちと協力せずに、単独行動で『エニグマ』を攻略しようとします。
ジョーン(キーラ・ナイトレイ)など、数少ない協力者以外は、チューリングを邪魔者扱い。むしろ足を引っ張られることも。
それでも、諦めずに暗号解読に挑むチューリングの姿に感動しますね。
第二次世界大戦中の緊迫感がスゴイ!
正直、『イミテーション・ゲーム』は他の戦争映画と違って、ド派手な戦闘シーンなどはありません。
基本的には、暗号解読ルームで、『エニグマ』解読のために黙々と机に向かっているチューリングたち。
しかし、暗号解読の成功にイギリス国民の命がかかっていることから、戦争の最前線ではなくとも、かなりの緊迫感がありますね。
日に日に戦況は変化していき、家族を失ってしまった同僚もいる中、答えもなく終わりも見えない『エニグマ』解読に挑む姿は、かなりタフだと思います。
独特の緊張感を感じられる戦争映画となっていますね。
アラン・チューリングの人生がスゴイ!
主人公・アラン・チューリングの人生が壮絶です…。
第二次世界大戦は『エニグマ』の解読でイギリス国民1,400万人の命を救い、その後、現在のコンピュータの基礎となる研究を。
しかし、とある理由から41歳の若さでこの世を去ってしまいました。
『イミテーション・ゲーム』でも、チューリングの天才っぷりが上手く表現されていて、周りと馴染めないのも感じられます。
時代背景なども影響して、生きづらかっただろうチューリングが『エニグマ』解読の偉業を達成したのも、サポートしてくれる理解者がいたからでしょう。
ただ、現在ならその才能をいかんなく発揮させていたのではないかと、惜しくも感じちゃいますね。
そんなアラン・チューリングの壮絶な人生を感じてみてください。
『イミテーション・ゲーム』の評判・感想
「イミテーションゲーム 」を観ました!
現在のコンピュータの基盤を作ったイギリスの天才数学者アラン・チューリングの壮絶な人生を描いた作品です。
人間は一人ひとり違っており、その違いをお互いに理解してあげることの大切さを強く感じました。#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/qysNOL0IFS— アップル (@HsHhLpxjPvfHmY9) November 21, 2020
『イミテーション・ゲーム』の感想ツイートですね。
「人間は一人ひとり違って、その違いを理解してあげることが大事」とは、まさにこの映画が伝えたいメッセージでしょう。
イミテーション・ゲームって映画めちゃくちゃ面白いからみて欲しい。エニグマの解読を完成させた実在の人のお話 pic.twitter.com/MhxHcrT2Hk
— 三好 (@apricot758) November 22, 2020
『イミテーション・ゲーム』の感想ツイート
内容と関係ないですが、当時の衣装に身を包んだベネディクト・カンバーバッチ・キーラ・ナイトレイが素敵ですね。
まとめ:『イミテーション・ゲーム』は、天才の苦悩を感じられる作品
『イミテーション・ゲーム』は、天才の苦悩を感じられる作品です。
- 第二次世界大戦の舞台裏を感じたい人
- 一風変わった戦争映画を観たい人
- 歴史秘話が好きな人
などは、ぜひ『イミテーション・ゲーム』をチェックしてみて下さい!