アナタは映画が好きですか?
…いいですね!
では、『サヨナラの代わりに』を見たことがありますか?
むむむ…
見ているアナタは相当な映画好きですね…!
知る人ぞ知る映画ですが、面白くて見やすいので、どんな人でもおすすめできる映画です。
今回は、見ていないけど気になっている方向けに、『サヨナラの代わりに』のあらすじ、魅力を紹介します。
目次
『サヨナラの代わりに』とはどんな映画?
『サヨナラの代わりに』は、2014年制作のアメリカ合衆国の映画。
出演はヒラリー・スワンク、エミー・ロッサム。ヒラリー・スワンクは、制作にも携わっています。
難病に侵された女性と、その介護人として雇われた女子大生との心の交流を描いたヒューマン・ドラマです。
『サヨナラの代わりに』の登場人物
主な登場人物は、
- ケイト/ヒラリー・スワンク(35歳で難病になってしまった女性。)
- ベック/エミー・ロッサム(ケイトの介護士として働くことになる女子大生。)
- エヴァン/ジョシュ・デュアメル(ケイトの夫。弁護士。)
- マリリン/ロレッタ・デヴァイン(ケイトと同じ病と戦う女性。)
若くして難病になってしまったケイト、彼女を支える介護士ベックがメインとなります。
ALS患者という難しい役柄を見事に演じたケイト役のヒラリー・スワンクは圧巻ですね。
また、そんな彼女を支えるベックを演じたエミー・ロッサムも、素晴らしい演技でした。
『サヨナラの代わりに』のあらすじ
弁護士のエヴァンの妻ケイトは、35歳の誕生日パーティーでピアノを弾いていた時、身体に異変を感じる。診断の結果、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)である事が分かる。症状はみるみる進行し、1年半後には車椅子の生活となってしまう。
ケイトは患者ではなく友人として話を聞いてくれそうな人物として、大学生のベックを雇う。しかしベックはケイトとそりが合わず、ことあるごとに衝突する。
だがある事をきっかけに、ケイトとベックは本音で語り合える仲へと変わっていく。しかしケイトの症状は次第に悪化、最期の時が近づいてくる…。
引用元:Wikipedia
弁護士の夫と幸せな生活をしていたケイトは、ある日、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)になってしまう。
病状が進行し、車椅子生活となったケイトは、介護士として大学生のベックを雇うことに。
ただ介護経験もなく私生活も荒れているベックは、なかなか仕事にもなれずにケイトとも距離がある感じ。
ある事件をきっかけにケイトとベックは、互いを信頼し合うようになるが、ケイトの最後の時も近づいてきて…。
難病になってしまった女性と、その介護士との交流の物語です。
正直、「最強のふたり」と似ている部分が多くて、二番煎じ感もありますが、
女性としての苦悩に焦点を当てているので、また違った作品となっていると思います。
難病と終末の問題がテーマとなっているので、重い雰囲気はありますが、考えさせられる映画となっています。
『サヨナラの代わりに』の魅力
では、『サヨナラの代わりに』の魅力を紹介します。
ケイトとベックの交流が素敵
『サヨナラの代わりに』は、ケイトとベックの関係性が素敵ですね。
難病を患って車椅子生活のケイト、ベックはバイト感覚で彼女の介護士を応募します。
しかも、私生活では男にだらしないし、スラングばっかで口も悪いし、介護士には向いていません。
でも、ケイトがベックを介護士として雇ったのは、ベックが壁を作らずに接してくれたからなのでは。
余命いくばくもない患者というと、普通の介護士さんは、特別な人として対応してしまうのではないでしょうか。もちろん、それが当たり前でもあると思います。
しかし、ケイトはそういった気を使ってくれる相手よりも、自然体で接してくれる友達を望んだのだと。
結果的に、ケイトとベックは、友人でありながら姉妹のような関係性になっています。
そういった2人の交流に、胸を打たれること間違いなしでしょう。
人生の最後について考えさせられる
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は命に関わる難病です。
物語が進むにつれて、ケイトの最後の時も近づいてきていきます。
そういった状況の中でケイトがどんな選択をして、ベックを始め周囲の人間がそれをどう尊重するか。
人生の最後について考えさせられるシーンがあります。
もし自分がケイトの立場だったらどうするか、また、ベックの立場だったらどうか?
などなど、考えさせられるでしょう。
難しい問題ですが、自分の頭で考えてみるのは、大事なことです。
こういった問題提起をしてくれる映画は、人生を豊かにしてくれますよね。
『サヨナラの代わりに』の評判・感想
映画館で、ヒラリースワンク主演のサヨナラのかわりに(邦題)の映画を姉と観てきた。ALSと言う筋肉が神経によって動かなくなりからだの機能を奪う病気。アカデミー賞受賞しているヒラリースワンクの圧巻の演技は脱帽 pic.twitter.com/eEwehEiV24
— 釜とと (@sinsunhun) November 11, 2015
『サヨナラのかわりに』の感想ツイート
アカデミー賞を受賞しているヒラリー・スワンクの演技は圧巻ですね。
"サヨナラの代わりに"
家族だから
大事な人だから、見せられない自分がある、言えないことがある
そしてむしろ、他人だからさらけ出せる部分がある
ツイッターもそうかもしれないな〜ってふと思った
素直に、いい映画だなぁと心で感じた作品 pic.twitter.com/0MfTKELtpd— s002pink (@s002pink) April 11, 2017
『サヨナラの代わりに』の感想ツイート
「大事な人だから見せられない自分がいる」っていうのは、素敵な表現ですね…。
まとめ:『サヨナラの代わりに』は、感動して考えさせられる映画
『サヨナラの代わりに』は、感動して考えさせられる映画です。
- 感動して涙を流したい人
- 明日から、しっかり生きようと思える映画を見たい人
- 人生の最後について考える機会が欲しい人
などは、ぜひ『サヨナラの代わりに』をチェックしてみて下さい!